今年は、久しぶりに帝国ホテルのクリスマスディナーショーに参加しました。例年、地方ばかり出掛けていたので、地元でゆっくりと・・・といった感じでしょうか。東京駅で仕入れた、相棒のポニョと一緒に楽しい時間を過ごしてきました。お料理は、まぁ、帝国らしく他より一品少ないという様な感じで、そのまんまの量では足りなかったのですが、同じテーブルの方からお肉を一枚戴いたので、なんとか足りました。そうでなかったらパンをたくさん貰うしかないなぁ・・・なんて思いつつ、デザートも以前はもっと豪華だった様な?お料理に関しては、美味しければ地方のほうがボリュームがあって良いと思います。ただ場所によってはまずい場所もあるので、帝国ホテルは無難な所だと思います。
さて、ショーに関しては、曲名はメモしなかったので一々覚えられなかったのですが、1曲目はSlow Trainでした。風の暦、十三夜、マカリイ、風のメロディー等々、新しめの曲なんかをやり、棘や秋止符、愛なんかは昔のコンサートしていた頃を思い出し、握手はいい日旅立ちの時に出来たので、これも定番ですが良かったです。桑田さんがAAAでいい日旅立ちを歌った時は泣けたけど、谷村さんの時は泣きませんでした。当たり前すぎてしまってダメでしたね。谷村さんがいとしのエリーもしくは真夏の果実を歌ったら泣くかなぁ。泣かないな。
照明も綺麗でしたし、ただ最近は桑田さんの長ぁ〜いステージに慣れてきているので、すご〜く短く感じてしまいました。まだ半分、折り返し地点でゴール〜みたいな。ショーなのでこれくらいなのですが、金額と釣り合わないなぁ・・・。お料理付きとしてもね。
谷村さんから受けた印象ですが、還暦を迎えて、これからは歌に帰って来てくれるかなという印象は持ちました。が、それは休止した時点から色々想いを巡らせるなかで、もしかしたら還暦まで帰ってこないかも?それがもしそうなれば、予測通りの展開でして、しかし、わたしの方の5年はあまりに長過ぎた5年で、60年のうちの5年は短いかもしれないけれど、30数年のうちの5年はそれより長い。その間に、もうすべてがひっくり返るほど変わりました。5年前の自分ではもうないし、あの頃と同じように谷村さんを応援できるわけがない、というのが結論です。
これからは、桑田さんをリスペクトしつつ、最優先に置いて、谷村さんに関しては余力がある場合のみに限って行動しようと考えています。
谷村さんについていろいろと考える間に、ふと感じるズレというか正直、違うって思う時に、まともな・・・ズレてない言葉を聞かせてくれたのが桑田さんなんですよね。桑田さんの方も私は10年来のファンですけど、今まで谷村さんの陰に隠れてあまり応援できなかったというか、このままでは悔いが残ると思ったので、これから先は桑田さんを見ていこうと決めました。どっちも永遠じゃないし、メインは一人しか無理だから。
谷村さんに関してはもう十分やってきたし、悔いもないし、一日も長く歌ってほしいと思いますけど、この5年は、もう取り返せない5年ですから、句読点は( 、)じゃなくて( 。)でいいかなと。
あのとき谷村さんは( 、)にしたけど、それを選ぶのは、選ぶ権利があるのは、ファンの見る側の方ですよね。少なくとも私はそう考えます。
というわけで、余力があった場合のみ、また行きます。
ー完ー